【魔法騎士レイアース】2026年版と旧作の違いは?声優は全員一新
2026年10月7日から、CLAMP原作の新作TVアニメ『魔法騎士レイアース』がテレビ朝日系で始まりました。1994年の旧作アニメから30年以上ぶりの再アニメ化なので、旧作と何が違うのか、声優は変わったのか、話はどこまで同じなのかと気になっている人は多いはずです。
この記事では、2026年版と1994年版の違いを、声優・制作スタッフ・放送と話数・ストーリーと原作との距離・主題歌の5つに分けて整理します。新作をきっかけに旧作や原作を見返したい人向けに、配信先と原作新装版の情報もまとめました。
【結論】2026年版は声優・スタッフ・放送局が一新。原作との距離が最大の見どころ
- 声優は主役3人を含めて全員新キャスト。光は佐倉綾音さん、海は大久保瑠美さん、風は高橋李依さんで、旧作のキャストは引き継がれていない
- 制作はE&H production、監督は三浦唯さん。旧作の東京ムービー新社(現トムス)はプロデュース側に回り、製作にも名を連ねている
- 放送はテレビ朝日系で連続2クール。旧作は読売テレビ・日本テレビ系で全49話だった。新作の総話数は2026年10月14日時点で未発表
- 旧作はアニメオリジナル要素が多く、特に第二章は原作と大きく違う。新作の第1話・第2話は原作1巻の流れをなぞっており、どこまで原作に沿うかが注目点
- 主題歌は新曲だが、第1話の挿入歌に旧作OP「ゆずれない願い」を起用。発売から30年で初のデジタル配信も始まった
2026年版『魔法騎士レイアース』の基本情報
新作は2026年10月7日から毎週水曜23時45分、テレビ朝日系全国ネット「IMAnimation W」の枠で放送されています。公式サイトでは連続2クールと案内されていますが、総話数はまだ発表されていません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送開始 | 2026年10月7日(水) |
| 放送局 | テレビ朝日系全国ネット IMAnimation W 枠 毎週水曜23:45(一部地域を除く) |
| その他の放送 | 朝日放送 水曜深夜1:03/AT-X 日曜21:30(10月11日〜)/アニマックス 土曜22:00(11月7日〜) |
| 話数 | 連続2クール(総話数は未発表) |
| 配信 | 毎週木曜0:15以降に順次。DMM TV、ABEMA、Prime Video、U-NEXT、dアニメストア、Hulu など24サービス |
| 原作 | CLAMP『魔法騎士レイアース』(講談社「なかよし」) |
| アニメーション制作 | E&H production |
| 企画プロデュース | UNLIMITED PRODUCE by TMS |
| 製作 | トムス・エンタテインメント、講談社、テレビ朝日 |
| 公式サイト | rayearth-anime.com |
発表の流れを振り返ると、2025年10月17日に2026年放送が告知され、2026年3月28日のAnimeJapan 2026でメインキャストと放送枠、ティザーPVが解禁されました。9月20日の京都国際マンガ・アニメフェアで主題歌と連続2クールが発表され、10月4日のジャパンプレミアを経て放送に入っています。
各話の放送状況
- 第1話「異世界より」:10月7日放送。社会見学で訪れた東京タワーでの3人の出会いと、セフィーロへの召喚を描く
- 第2話「伝説の始まり」:10月14日放送。自分たちが伝説の魔法騎士であることを知るところから
- 第3話以降:サブタイトルは放送に合わせて順次公開される
違い①:声優は全員新キャスト。旧作との比較表

いちばん分かりやすい違いは声優です。旧作で光を演じた椎名へきるさん、海の吉田古奈美さん、風の笠原弘子さんは続投しておらず、主役3人を含めて全員が新しいキャストになりました。脇を固めるキャストも全員入れ替わっています。
| キャラクター | 2026年版 | 1994年版 |
|---|---|---|
| 獅堂光 | 佐倉綾音 | 椎名へきる |
| 龍咲海 | 大久保瑠美 | 吉田古奈美 |
| 鳳凰寺風 | 高橋李依 | 笠原弘子 |
| エメロード | 早見沙織 | 緒方恵美 |
| ザガート | 小野友樹 | 小杉十郎太 |
| モコナ | 菊地美香 | 白鳥由里 |
| クレフ | 梶裕貴 | 佐々木望 |
| プレセア | 加藤英美里 | 篠原恵美 |
| フェリオ | 松岡禎丞 | 山崎たくみ |
| アルシオーネ | 能登麻美子 | 天野由梨 |
| アスコット | 村瀬歩 | 高山みなみ |
| カルディナ | 上田瞳 | 永島由子 |
| ラファーガ | 安元洋貴 | 岸野幸正 |
2026年版では、光と一緒に東京タワーへ来ていた同級生役としてM・A・Oさん、高森奈津美さん、櫻井みゆきさんも発表されています。第2部に登場するランティスやイーグルのキャストは、2026年10月14日時点では未発表です。
大久保瑠美さんは発表時のコメントで、幼少期から原作を読んできたファンで海が最推しだと明かしています。佐倉綾音さんも原作と旧アニメを読み返して準備してきたと語っており、旧作を知る世代の声優が新しい3人を演じるという布陣です。
違い②:制作会社・監督・キャラクターデザインの変更
制作体制も大きく変わりました。旧作は東京ムービー新社(現在のトムス・エンタテインメント)が制作し、監督は平野俊弘さん、キャラクターデザインは石田敦子さんでした。2026年版はE&H productionがアニメーション制作、監督は三浦唯さん、キャラクターデザインは渡部里美さんが担当し、トムスは企画プロデュースと製作に回っています。
| 項目 | 2026年版 | 1994年版 |
|---|---|---|
| アニメーション制作 | E&H production | 東京ムービー新社(現トムス) |
| 監督 | 三浦唯(副監督:佐野誉幸) | 平野俊弘 |
| シリーズ構成 | 村越繁 | まるおけいこ・中村修(第1〜18話)、大川七瀬(第19〜49話) |
| キャラクターデザイン | 渡部里美(総作画監督も兼任) | 石田敦子 |
| 魔神デザイン | 牟田口裕基(魔神メカニックディレクターも担当) | 記載なし(Wikipedia) |
| 音楽 | 梶浦由記・尾澤拓実・寺田志保 | 記載なし(Wikipedia) |
| 製作 | トムス・エンタテインメント、講談社、テレビ朝日 | 読売テレビ、東京ムービー新社 |
注目したいのは、旧作では第19話以降のシリーズ構成をCLAMPの大川七瀬さんが担当していた点です。新作では村越繁さんがシリーズ構成で、CLAMPは原作者としてメッセージと描き下ろしイラストを寄せています。「光・海・風が歩むセフィーロでの旅を大切に見守ってまいります。」と、CLAMPは発表時に語っています。
音楽に梶浦由記さんが参加している点も新しい要素です。魔神のデザインを専任で手がける牟田口裕基さんが入っていることから、魔神の造形と戦闘シーンの描き方が新作の見どころのひとつになりそうです。
違い③:放送局・話数・2部構成の扱い

放送局は、旧作が読売テレビ・日本テレビ系だったのに対し、新作はテレビ朝日系の深夜枠IMAnimation Wです。深夜枠での放送なので、旧作を放送当時に見ていた世代が大人になった今、リアルタイムや配信で追いやすい編成になっています。
| 項目 | 2026年版 | 1994年版 |
|---|---|---|
| 放送局 | テレビ朝日系全国ネット | 読売テレビ・日本テレビ系 |
| 放送期間 | 2026年10月7日〜(連続2クール) | 1994年10月17日〜1995年11月27日 |
| 話数 | 未発表 | 全49話(第一章20話+第二章29話) |
| 放送時間 | 水曜23:45 | 月曜(Wikipediaより) |
| 配信 | 24サービスで翌日から順次 | DMM TVなどで配信中 |
旧作は4クール・全49話で、原作第1部にあたる第一章が20話、第2部にあたる第二章が29話という構成でした。新作は連続2クールと発表されているだけで、原作の第1部だけを描くのか、第2部まで進むのかは分かっていません。
原作は第1部・第2部ともに各3巻の計6巻です。2クールの話数で第1部の3巻を丁寧に描くのか、第2部まで駆け抜けるのかは、放送が進むにつれて見えてくるはずです。公式発表があれば追記します。
違い④:ストーリーと原作との距離。旧作はアニメオリジナルが多かった

ストーリー面での違いを語るうえで欠かせないのが、旧作のアニメオリジナル要素です。Wikipediaによると、旧作は設定や展開の多くが原作と異なり、特に第二章は大きく違うとされています。
- オリジナルキャラクターの登場:ノヴァ、デボネア、イノーバ、ミラ、セラ、シエラといった原作にいないキャラクターが物語に関わる
- 原作にない魔神レガリア:第二章で登場するアニメオリジナルの魔神
- 敵側キャラクターの結末の変更:アスコット、アルシオーネ、カルディナ、ラファーガらの行動や最後が原作と異なる
- 第二章の独自展開:タータ・タトラとの決闘やNSXとの戦いなど、原作にない戦闘が描かれた
一方、2026年版の第1話「異世界より」は、社会見学で訪れた東京タワーで光・海・風が出会い、セフィーロに召喚されるところから始まります。これは原作新装版1巻の紹介文にある内容と同じ流れです。第2話「伝説の始まり」も、3人が伝説の魔法騎士であることを知る原作序盤の展開に対応しています。
ただし、公式サイトは「原作に忠実」といった表現を使っていません。序盤は原作の流れに沿っているが、全体として原作準拠を公式が約束しているわけではないというのが2026年10月14日時点の正確なところです。旧作で変更された敵側キャラクターの結末や第2部の展開を新作がどう描くかは、今後の放送で確認していく必要があります。
旧作との違いを楽しむための見方
- 第1話〜第3話:旧作第1話「伝説のマジックナイト始動」と見比べると、東京タワーでの召喚シーンの描き方や3人の出会い方の違いが分かる
- プレセア・フェリオ・モコナとの出会い:原作2巻にあたる沈黙の森のパートで、新作がどこまで原作の順番を守るかが分かる
- 第一章の結末:原作3巻の結末は旧作でも描かれたが、そこに至る過程の省略や追加が注目点
違い⑤:主題歌。新曲のOP・EDと、第1話に流れた「ゆずれない願い」
主題歌は新作用に書き下ろされた2曲です。オープニングは十明さんの「乙女の剣」、エンディングはKawaguchi Yurinaさんの「星灯(ほしあかり)」で、それぞれ10月14日と10月15日に配信が始まります。
| 区分 | 2026年版 | 1994年版 |
|---|---|---|
| オープニング | 十明「乙女の剣」 | 田村直美「ゆずれない願い」(第一章)/中村あゆみ「キライになれない」/田村直美「光と影を抱きしめたまま」 |
| エンディング | Kawaguchi Yurina「星灯」 | 吉成圭子「明日への勇気」/本田美奈子「ら・ら・ば・い〜優しく抱かせて」/吉成圭子「いつか輝く」 |
| 挿入歌 | 第1話に田村直美「ゆずれない願い」 | ― |
旧作ファンにとって大きかったのは、第1話の挿入歌として旧作のオープニング「ゆずれない願い」が使われたことです。公式サイトの10月8日の発表によると、この曲は1995年のNHK紅白歌合戦にも選ばれた楽曲で、発売から30年を経て初めてデジタル配信されることになりました。新作から旧作へのオマージュと受け取れる演出です。
原作『魔法騎士レイアース』を読むなら新装版が配信中

原作はCLAMPが講談社の「なかよし」で連載した作品で、第1部(1993年11月号〜1995年2月号)が全3巻、第2部『魔法騎士レイアース2』(1995年3月号〜1996年4月号)が全3巻の計6巻です。アニメ化に合わせて、CLAMPの描き下ろしカバーを使った新装版「CLAMP PREMIUM COLLECTION 魔法騎士レイアース」が刊行され、2026年9月11日には重版も発表されました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 連載 | 講談社「なかよし」1993年11月号〜1996年4月号 |
| 巻数 | 第1部 全3巻/第2部『魔法騎士レイアース2』全3巻 |
| 新装版 | CLAMP PREMIUM COLLECTION(CLAMP描き下ろしカバー、初期単行本のカラー口絵を収録) |
| 電子版 | コミックシーモアで第1部全3巻を2026年9月16日から配信(各1,210円) |
| 1巻の内容 | 東京タワーでの召喚、クレフから魔法騎士の使命を聞く |
| 2巻の内容 | エスクードを求めて沈黙の森へ。プレセア、フェリオ、モコナと出会い、アルシオーネと戦う |
| 3巻の内容 | 魔神を手に入れてザガートに挑む。衝撃の真実が明かされ第1部完結 |
新作アニメの序盤は1巻の内容にあたるので、第1話〜第2話を見た段階で1巻を読むと、アニメとの違いをすぐに確かめられます。第1部は3巻で完結するため、週末に一気読みできる分量です。
旧作を見返すには?1994年版と新作の配信先

新作と旧作を見比べたい人向けに、配信状況をまとめます。DMM TVでは2026年版と1994年版(全49話)の両方が配信中で、同じサービス内で新作と旧作を行き来できます。
| 作品 | 配信先の例 | 備考 |
|---|---|---|
| 2026年版 | DMM TV、ABEMA、Prime Video、U-NEXT、dアニメストア、Hulu ほか | 毎週木曜0:15以降に順次配信 |
| 1994年版(全49話) | DMM TV ほか | 第1話はTMSアニメ公式YouTubeでも公開中 |
| OVA版(1997年・全3話) | ― | 原作・TVとは別のオリジナルストーリー |
旧作の第1話「伝説のマジックナイト始動」はTMSアニメ公式チャンネルで公開されているので、新作の第1話と見比べるだけなら無料で試せます。全話を通して見たい場合は、配信サービスで1994年版を探してみてください。
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まとめ
- 2026年版『魔法騎士レイアース』は10月7日からテレビ朝日系で放送中。連続2クールで、総話数は未発表
- 声優は主役3人を含めて全員新キャスト。制作はE&H production、監督は三浦唯さん、音楽に梶浦由記さん
- 旧作は読売テレビ・日本テレビ系の全49話で、アニメオリジナルの要素が多かった。新作の序盤は原作1巻の流れに沿っている
- 主題歌は十明「乙女の剣」とKawaguchi Yurina「星灯」。第1話には旧作OP「ゆずれない願い」が挿入歌として使われた
- 原作は計6巻で、新装版がコミックシーモアで配信中。旧作はDMM TVなどで見られる
30年の時を経て、新しいキャストとスタッフで描かれる『魔法騎士レイアース』。旧作を知っている人は違いを探しながら、初めての人は原作と読み比べながら楽しんでみてください。
