【呪術廻戦】乙骨憂太は死亡した?結末は生存、五条の体で戦った後に生還した経緯
『呪術廻戦』の乙骨憂太は、新宿決戦で宿儺に両断され、その後は五条悟の遺体に乗り移って戦い、最後は術式が焼き切れて倒れました。乙骨は死亡したのかと検索している人が多いのは、この一連の流れが原作でも衝撃的だったからです。
結論から言うと、乙骨憂太は死んでいません。本来の肉体はリカが仮死状態のまま維持しており、第269話(30巻)で自分の体に戻って生還しています。この記事では、死亡と誤解されやすい場面、五条の体に入った作戦の仕組み、倒れた理由、生還の仕組み、最終回後の立場、アニメでの登場範囲を話数と巻数つきで整理します。
【結論】乙骨憂太は死亡していない。第269話で自分の体に戻って生還
- 乙骨は原作最終回(第271話・30巻)まで生存。新宿決戦で瀕死になった後も死亡していない
- 第252話前後(28巻)で宿儺に両断されて戦線離脱。憂憂に回収され、家入硝子が処置
- 第260〜261話(29巻)で五条悟の遺体に乗り移って再登場。羂索の術式をリカの捕食でコピーした作戦
- 第262〜264話前後で術式が焼き切れて倒れるが、死因ではなく5分制限のコピー術式が切れたため
- 第269話(30巻)で生還。リカが反転術式で本来の肉体を仮死状態のまま維持していたと判明。最終巻のエピローグでは五条家当主代理で孫も登場
乙骨が「死亡した」と言われる理由|新宿決戦で宿儺に両断された

乙骨が死んだと思われやすい最大の場面は、28巻の新宿決戦で宿儺に両断された場面です。五条悟が第236話(26巻)で敗れた後、鹿紫雲、日車、虎杖らが順に宿儺と戦い、乙骨も参戦しました。
乙骨は第250〜251話で領域展開「真贋相愛」を展開し、来栖華の術式を最大出力で撃ち込みますが、宿儺の「世界を断つ斬撃」で上下に両断されます。第252話で憂憂に回収され、家入硝子が処置しました。瀕死であったことは確かですが、この時点では死亡していません。
| 場面 | 話数・巻 | 実際はどうだったか |
|---|---|---|
| 0巻:百鬼夜行で夏油傑と戦う | 『呪術廻戦 0』(2018年12月発売) | 里香の呪いを解放して夏油を撃退。乙骨は無事で、里香は成仏。その後は海外へ |
| 虎杖悠仁の「処刑」 | 第140〜144話(16〜17巻) | 乙骨が虎杖の心臓を止めたが反転術式で治療。処刑の偽装で、乙骨自身は無傷 |
| 死滅回游・仙台結界 | 第174〜180話(20巻) | ドルゥヴ、黒沐死、烏鷺、石流を相手に三つ巴の戦い。190点を獲得して生存 |
| 羂索を討つ | 第243話(27巻) | 高羽史彦が羂索を消耗させた後、乙骨が奇襲して首を斬る。乙骨側に被害なし |
| 宿儺に両断される | 第252話前後(28巻) | 上下に両断され憂憂に回収、家入が処置。瀕死だが死亡していない |
| 五条の体で戦い倒れる | 第261〜264話前後(29〜30巻) | コピー術式の時間切れで倒れる。本来の肉体はリカが維持していて第269話で生還 |
一覧にすると分かるとおり、乙骨は0巻から最終回まで何度も死地をくぐっているが一度も死んでいないです。ただし「五条の体に乗り移った」という展開は複雑なので、次の章で順を追って説明します。
五条悟の遺体に乗り移った作戦|第260〜261話(29巻)の仕組み
第260話のラストで、砂煙の奥から五条らしき影が現れ、第261話でその正体が乙骨だと明かされます。リカが羂索の肉体の一部を捕食していたため、羂索の「他者の死体に乗り移る術式」をコピーできたという理屈で、乙骨は五条の遺体に自分の脳を移していました。
作戦は事前に決まっていた
この作戦は「五条が宿儺に負けた場合の最終手段」として事前に立案されており、乙骨は生前の五条本人から肉体を使う許可を得ていました。禪院真希、狗巻棘、日下部篤也らは反対していましたが、乙骨は「誰もなる気がないなら僕がなる」と覚悟を示しています。
5分間の制限と3つのパターン
乙骨のコピー術式は、リカの完全顕現中の5分間しか使えません。第261話では冥冥が、5分を過ぎた後に起こりうる3つのパターンを説明しています。
| パターン | 内容 | 乙骨の生死 |
|---|---|---|
| 常時運転・断続運転 | 羂索の術式を使い続けて五条の体に居座る | 5分で術式が切れた時点で死亡 |
| 間欠運転 | 術式を切って再び使うを繰り返す | いずれ死亡 |
| 一度きりの発動 | 乗り移った後は五条の無下限呪術で生き延びる | 生きられる可能性がある |
つまり乗り移った時点で、乙骨が元の体に戻る保証はなく、死ぬ可能性が高い作戦でした。乙骨はそれを承知で宿儺に挑んでいます。
五条悟の復活は2回ある?221話の封印解除と260話「最強の亡霊」の正体はこちら
五条の体での戦いと倒れた理由|第262〜264話前後

五条の体に入った乙骨は、第262話で無量空処を展開し、宿儺の「伏魔御厨子」に対抗します。ただし宿儺が領域展延を使えることを知らず、劣勢に立たされました。
そこで狗巻が録音した呪言で宿儺に隙を作り、領域内で最大出力の虚式「茈」を放ちます。しかし宿儺には当たらず、両者の領域が壊れたところで模倣の術式が焼き切れ、羂索の術式が使えなくなった乙骨(五条の体)は行動不能になりました。
- 倒れた理由は「術式の時間切れ」。宿儺に首を飛ばされたといった描写は確認できていません
- 乙骨本人はこの時点で「死んだ」と思っていた。五条の肉体との接続が切れたため
- 戦いは第268話「決着」で終了。虎杖が宿儺を追い詰め、宿儺は虎杖の手を取らずに消滅
倒れた正確な話数は解説サイトによって幅があるため、この記事では「第262〜264話前後」としています。
宿儺の最後はどうなった?268話の消滅とアニメ化時期はこちら

生還の仕組み|リカが本来の肉体を仮死状態で維持していた(第269話・30巻)
第268話「決着」の最後は、宿儺に支配されていた伏黒恵の意識が戻り、乙骨先輩を助けなければという趣旨の言葉で終わります。そして第269話で、乙骨が自分の体に戻っていたことが明かされました。
- 宿儺に両断された乙骨本来の肉体は、家入硝子が応急処置をしていた
- その肉体をリカが反転術式で修復し、仮死状態のまま維持していた。リカは乙骨の外付け術式であり呪力の備蓄でもある
- 羂索の術式が回復した後、乙骨の魂(脳)が仮死状態の肉体とリカに再接続して元の姿に戻った
- 第269話では禪院真希に叱られて正座する乙骨が描かれる。背後には小さくなったパンダの姿
五条の体に移るという「死ぬ可能性が高い作戦」が成功した理由は、リカという外付けの術式が本体を守り続けていたことでした。乙骨自身も予想していなかった形での生還です。
最終回後の乙骨はどうなった?五条家当主代理と2080年の孫(30巻エピローグ)

原作は2024年9月30日発売の週刊少年ジャンプ44号の第271話で完結し、2024年12月25日発売の最終30巻には小沢優子・パンダ・釘崎野薔薇・裏梅のエピローグを描いた描き下ろし漫画16ページが収録されています。乙骨のその後が分かるのは、このうちのパンダ編です。
| 項目 | 内容 | 出典・補足 |
|---|---|---|
| 五条家での立場 | 五条亡き後の五条家を「当主代理」として継いでいる | パンダの呪骸の所有権が「当主代理 乙骨憂太」に帰属していることで判明 |
| 2080年の描写 | 兄妹が小さなパンダの呪骸を見つけ「お爺ちゃんの宝物」と呼ぶ。パンダが「本当に憂太の孫か?」と話す | 乙骨に孫が2人いることが分かる |
| 血縁 | 五条悟の超遠縁の親戚で、菅原道真の子孫。五条と共通の祖先を持つ | 作中で明かされた設定 |
| 年齢 | 2001年3月7日生まれ。2080年時点では78〜79歳 | 2080年に存命かどうかは明示されていない |
| 呪術師としての活動 | 新宿決戦後も日常が描かれる最終章「これから」に登場 | 伏黒恵も生還し、呪術師として活動を続ける |
「当主代理」であって「当主」ではない点については、乙骨がもともと五条家の人間ではないためという見方があります。孫がいることから、少なくとも孫を持つまで生きたことは確かです。
乙骨憂太の術式まとめ|リカ・模倣・真贋相愛
乙骨が五条の体に入れたのも、本体が生き延びたのも、「リカ」という外付けの術式の性質によるものです。あらためて術式を整理しておきます。
| 術式・能力 | 内容 | 新宿決戦での使われ方 |
|---|---|---|
| リカ | 里香成仏後に連れている式神。外付けの術式であり呪力の備蓄 | 羂索の肉体を捕食して術式をコピー。本体を反転術式で仮死状態のまま維持 |
| 模倣(コピー) | リカが相手の肉体の一部を捕食することで術式を取り込む。完全顕現中の5分間のみ | 羂索の乗り移りの術式、来栖華の術式などを使用 |
| 領域展開「真贋相愛」 | ストックした術式を領域内の対象に必中させる領域 | 第250〜251話で宿儺に展開 |
| 反転術式 | 治療や回復に使う | 虎杖の心臓を止めた後の治療など |
| 五条の体で使ったもの | 無量空処、虚式「茈」 | 第262〜263話。宿儺の領域展延で劣勢になり、茈も当たらず |
アニメで乙骨はどこまで描かれた?劇場版0から第4期まで
アニメの乙骨は、2021年12月24日公開の『劇場版 呪術廻戦 0』で主人公を務め、声は緒方恵美さんが担当しています。興行収入は138億円を超える大ヒットでした。TVシリーズでの登場は第2期の最終回からです。
| 作品 | 放送・公開 | 乙骨の登場 |
|---|---|---|
| 劇場版 呪術廻戦 0 | 2021年12月24日公開 | 主人公。里香の呪いと百鬼夜行の夏油戦(0巻) |
| 第1期 | 2020年10月〜2021年3月(全24話) | 本編には登場せず、第2クールのオープニングにカメオのみ |
| 第2期 懐玉・玉折/渋谷事変 | 2023年7月〜12月(全23話) | 最終第47話「渋谷事変 閉門」で登場 |
| 第3期 死滅回游 前編 | 2026年1月〜3月(全12話、第48〜59話) | 第48・49話で虎杖の処刑偽装、最終第59話「仙台結界」で領域展開 |
| 第4期 死滅回游 後編 | 制作決定。放送時期・放送局は2026年11月4日時点で未発表 | 仙台結界の後日談(21巻〜)を含む見込み |
新宿決戦で五条の体に入る展開(29〜30巻)は、第4期「死滅回游 後編」の範囲(21巻〜25巻の見込み)よりさらに先です。アニメ化の予定は未発表で、アニメで見られるのは当分先になります。
3期 死滅回游は原作何巻から?16〜20巻の範囲と続き・後編の最新情報はこちら
乙骨の結末を原作で読むなら何巻?

乙骨の生死に関わる展開は28巻〜30巻に集中しています。全30巻で完結しているので、アニメを待たずに結末まで読めます。
- 0巻:乙骨の入学から百鬼夜行まで。乙骨を知るならここから
- 16〜17巻:虎杖の処刑偽装(第140〜144話)。アニメ第3期の冒頭にあたる
- 20〜21巻:死滅回游・仙台結界の乙骨戦。21巻からは第4期の範囲
- 28巻:乙骨vs宿儺。真贋相愛と両断(第246〜254話)
- 29巻:五条の体に乗り移った正体が判明、無量空処と茈(第255〜263話)
- 30巻:第268話の決着、第269話の生還、第271話の最終回と描き下ろしエピローグ
29巻と30巻は2024年12月25日に同時発売され、各572円(税込)です。乙骨の生還とエピローグまで一気に読むなら、この2冊をセットで押さえておくのが近道です。
乙骨の死亡についてよくある質問
乙骨は五条の体に入ったまま死んだ?
いいえ。術式が焼き切れて五条の肉体との接続は切れましたが、本来の肉体はリカが仮死状態のまま維持していたため、自分の体に戻って生還しました。第269話(30巻)で元の姿に戻った乙骨が描かれています。
五条悟は生き返った?
第260話で現れた五条の姿は乙骨が乗り移ったもので、五条が復活したわけではありません。五条本人は第236話(26巻)で宿儺に敗れて死亡したままです。
乙骨の生還はアニメで見られる?
2026年11月時点でアニメは第4期「死滅回游 後編」の制作決定までで、新宿決戦のアニメ化は未発表です。原作の29〜30巻で先に確認するのが確実です。
まとめ
- 乙骨憂太は死亡していない。原作最終回(第271話・30巻)まで生存
- 新宿決戦では第252話前後で宿儺に両断されて瀕死になり、第261話で五条の遺体に乗り移って再登場
- 五分制限のコピー術式が焼き切れて倒れたが、第269話でリカが本体を維持していたと判明して生還
- 最終30巻のエピローグでは五条家の当主代理となり、2080年時点で孫が2人いる
- アニメは第3期までで仙台結界まで。新宿決戦のアニメ化は未発表で、結末は原作28〜30巻で読める
乙骨の生還は、死ぬ可能性が高い作戦に自ら飛び込んだ結果としては、原作屈指の救いのある結末でした。第4期の放送時期やその先のアニメ化が発表されたら、この記事にも追記します。
