【ハンターハンター】暗黒大陸とは?五大厄災と渡航の目的を解説
HUNTER×HUNTERの物語は、会長選挙編を終えて暗黒大陸編へと進みました。アニメでは描かれていない章のため、暗黒大陸とは何なのか、何がそんなに危険なのかと気になっている人も多いはずです。
この記事では、暗黒大陸の基本設定と五大厄災、渡航をめぐる人物たちの思惑、ブラックホエール号の構造を整理します。何巻から読めるかや、2026年10月時点でどこまで進んでいるかもまとめました。
【結論】暗黒大陸は人類の世界の外側にある禁断の地
- 人類の住む世界は、巨大なメビウス湖に浮かぶ陸地にすぎない。その外側が暗黒大陸
- 過去149回の渡航で、帰還できたのは5回だけ。持ち帰った成果はすべて厄災だった
- 五大厄災(アイ、ヘルベル、パプ、ブリオン、ゾバエ病)が各国の調査隊を壊滅させてきた
- ネテロの息子ビヨンドが渡航を宣言し、ハンター協会とカキン帝国がそれぞれの思惑で動く
- 暗黒大陸編は32巻の第340話から始まり、本格的には33巻から。アニメ化はされていない
暗黒大陸とは?人類の世界の外側に広がる新世界

作中で人類が暮らしている世界は、実は超巨大な湖・メビウス湖の中心に浮かぶ陸地にすぎません。その外側には、人類の知らない広大なエリアが広がっており、渡航許可庁はこれを新世界と呼んでいます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 位置 | メビウス湖の外側。人類の世界はその中心の陸地 |
| 過去の渡航 | 149回のうち帰還は5回のみ。成果はすべて厄災 |
| 不可侵条約 | 200年以上前にV5(近代5大陸)が外の世界への渡航を禁止 |
| ネテロの渡航 | 過去にお忍びで渡航したがすぐに引き返し、以後ハンターの渡航は厳禁に |
| 生物 | 巨大生物や、案内人となる魔獣族がいるとされる。キメラアントも暗黒大陸の外来種 |
古代から、人類が外へ進出するたびに災いが降りかかったと記録されています。それでも、危険に見合うだけの莫大なリターンがあるため、各国は危険を承知で渡航を試みてきました。
V5とは?渡航をめぐる5つの大国
V5は、ベゲロセ連合国、サヘルタ合衆国、オチマ連邦、ミンボ共和国、クカンユ王国の近代5大陸です。1国だけが利益を得ないよう互いに牽制し合ってきましたが、カキン帝国の参入を受けて、カキンを加えたV6で成果を6等分する形に方針を変えました。
五大厄災の一覧
暗黒大陸の危険を象徴するのが五大厄災です。いずれも危険度はB+以上で、過去に各国が持ち帰った成果(リターン)と対になっています。
| 厄災 | 危険度 | 特徴 | 対になるリターン | 持ち帰った国 |
|---|---|---|---|---|
| ガス生命体アイ | A | 靄に手足が生えた姿。欲望の共依存 | あらゆる液体の元になる三原水 | ミンボ共和国 |
| 双尾の蛇ヘルベル | A | 殺意を伝染させる魔物 | 寿命を大幅に延ばす長寿食ニトロ米 | オチマ連邦 |
| 人飼いの獣パプ | A | 快楽と命の等価交換。犠牲者は人形のようにしぼむ | 水に浸すと発電する無尽石 | ベゲロセ連合国 |
| 兵器ブリオン | B+ | 無人都市を守る球体の存在 | 万病に効く香草 | サヘルタ合衆国 |
| 不死の病ゾバエ病 | B+ | 死ぬこともできない絶望。感染者は食事なしで50年近く生存 | 錬金植物メタリオン | クカンユ王国 |
どの国の調査隊も、厄災によって壊滅的な被害を受けています。たとえば、パプに挑んだ1000人規模の調査隊は帰還者が7名、ブリオンに挑んだ精鋭部隊は帰還者が2名だったと語られています。持ち帰った成果はすべて厄災という作中の言葉どおり、リターンと引き換えに大きな犠牲が払われてきました。
なお、ガス生命体アイは、キルアの妹アルカに憑いているナニカの正体とされています。暗黒大陸の設定は、物語のこれまでの出来事ともつながっているのです。
暗黒大陸をめぐる主要人物と思惑
| 人物 | 立場 | 暗黒大陸との関わり |
|---|---|---|
| ビヨンド=ネテロ | ネテロ前会長の息子を名乗る探検隊の責任者 | 約50年前に渡航して失敗。ネテロの死後、カキン帝国の支援で再挑戦を宣言 |
| パリストン=ヒル | 元副会長。十二支んを脱退 | ビヨンド陣営のNo.2に。約5000体のキメラアントを擁する |
| ジン=フリークス | 十二支んの亥を脱退 | ビヨンド側につき、パリストンからNo.2の座を奪った |
| チードル=ヨークシャー | 第14代ハンター協会会長 | V5の依頼とネテロの遺言に従い、暗黒大陸攻略を決定 |
| ナスビ=ホイコーロ | カキン帝国の国王 | 暗黒大陸への進出を宣言。14人の王子から次期王を選ぶとした |
ビヨンドは、約50年前にクカンユ王国の支援で暗黒大陸へ渡り、生き残った仲間がゾバエ病に感染するという失敗を経験しています。父ネテロからは、自分が死ぬまで暗黒大陸の調査を許可しないという枷を課されていました。
十二支んの役割
十二支んは、ネテロが実力を認めた12人のハンターで、全員が星持ちです。パリストンとジンが脱退したあと、子としてクラピカ、亥としてレオリオが暫定的に加わりました。クラピカは、緋の眼を大量に所持する人物の情報と引き換えに参加しています。

ビヨンドとネテロの因縁
ビヨンドは、父ネテロから暗黒大陸への渡航を禁じられていました。ネテロ自身も過去にお忍びで渡航しているため、暗黒大陸の危険さを誰よりも知っていたといえます。ネテロの死によってその枷が外れ、ビヨンドは満を持して渡航を宣言しました。
ネテロは遺言として、ビヨンドの渡航に備えた指示を協会に残していました。父と子の因縁が、暗黒大陸編の出発点になっています。
渡航計画の二重構造

今回の渡航には、2つの思惑が重なっています。
- ハンター協会(十二支ん):V5の依頼でカキンと探検隊を監視するために同行。さらにネテロの遺志として、ビヨンドより先に探検を成功させる役目も負う
- ビヨンド側:ビヨンドを筆頭に、パリストン、ジンが加わる。カキン帝国が支援
- カキン帝国:ビヨンドを筆頭とする探検隊による本格調査を宣言。同時に、船内で王位継承戦を進める
ビヨンドは現在、ハンター協会に拘束されています。それでも渡航は進んでおり、協会とビヨンド、カキン帝国の駆け引きが暗黒大陸編の大きな軸になっています。
ブラックホエール号の構造
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | B・W1号(ブラックホエール号) |
| 規模 | クジラを模した超巨大移民船。乗客20万人 |
| 1層 | 豪華客船の船体。王族と政財界の要人 |
| 2層 | 富裕層 |
| 3層以下 | 一般の渡航客。2層との間は壁と軍の警備で隔離 |
| 目的地 | 暗黒大陸の手前の新大陸まで。航海は8週間の予定 |
船は34巻の第359話で出航しました。運営はいい加減で上下の格差が極端なため、一般エリアではトラブルが多発しています。幻影旅団とマフィアの抗争や、カキン王子たちの王位継承戦も、この船内で進んでいます。
2026年10月時点でどこまで進んでいる?
本誌の最新話は第420話(2026年41号)で、その後は休載中です。物語はまだブラックホエール号の船内で、王位継承戦が続いています。
- 脱落した王子:第8王子サレサレ、第10王子カチョウ、第12王子モモゼ
- 注目の王子:第1王子ベンジャミン、第4王子ツェリードニヒ、第14王子ワブル(クラピカが護衛)
- 第420話:ツェリードニヒとヒソカが遭遇
- 暗黒大陸本土の描写はまだ。船が新大陸に到着する場面は描かれていない
渡航の目的地である新大陸に着く前から、これだけの事件が起きています。五大厄災が実際に姿を現す暗黒大陸本土の冒険は、まだ先の話になりそうです。
暗黒大陸編を読む前に知っておきたい用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| メビウス湖 | 人類の世界を囲む超巨大な湖。その外側が暗黒大陸 |
| 新世界 | 渡航許可庁による外の世界の呼び名 |
| V5/V6 | 渡航を禁じる条約を結んだ5大国。カキン帝国を加えてV6に |
| 五大厄災 | 暗黒大陸から持ち帰られた5つの災い |
| リターン | 厄災と引き換えに持ち帰られた資源や技術 |
| 十二支ん | ネテロが認めた12人のハンター。干支の名で呼ばれる |
| ブラックホエール号 | カキン帝国の超巨大移民船。乗客20万人 |
暗黒大陸編は何巻から読める?
| 巻 | 内容 |
|---|---|
| 32巻(第340話) | 暗黒大陸編の導入。アニメ2011年版の直後 |
| 33巻 | ビヨンドの渡航宣言、十二支んの対応、王位継承戦の発表 |
| 34巻 | ヒソカ対クロロ、ブラックホエール号の出航 |
| 35〜39巻 | 船内の王位継承戦 |
暗黒大陸編は、32巻の最後の第340話、本格的には33巻から始まります。アニメ2011年版は32巻の第339話までなので、アニメを見終えた人はそのまま続きとして読めます。アニメ化や続編の発表は、2026年10月13日時点ではありません。
暗黒大陸に関するよくある質問
Q. 暗黒大陸には何がいますか?
五大厄災のほか、巨大生物や案内人となる魔獣族がいるとされています。キメラアントも暗黒大陸からの外来種です。
Q. 五大厄災で一番危険なのは?
アイ、ヘルベル、パプが危険度A、ブリオンとゾバエ病がB+とされています。ただし、どれも調査隊を壊滅させた実績があり、安全なものはありません。
Q. 船はもう暗黒大陸に着きましたか?
2026年10月時点の最新420話では、まだブラックホエール号の船内が舞台です。到着の場面は描かれていません。
『HUNTER×HUNTER』をお得に読む方法
暗黒大陸編はアニメで見られないため、原作で読む必要があります。電子書籍ストアの初回クーポンを使えば、33巻以降をお得にそろえられます。
まとめ
- 暗黒大陸はメビウス湖の外側に広がる、人類未踏の世界
- 過去149回の渡航で帰還は5回だけ。五大厄災が調査隊を壊滅させてきた
- ビヨンド、パリストン、ジン、十二支ん、カキン帝国がそれぞれの思惑で動く
- 乗客20万人のブラックホエール号は新大陸へ向けて航海中
- 暗黒大陸編は32巻の第340話から。アニメ化はされていない
物語はまだ船の上ですが、暗黒大陸の設定はすでに張りめぐらされています。原作で伏線を追いながら、本土への上陸を待ちましょう。
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