【呪術廻戦】宿儺の最後はどうなった?268話の消滅とアニメ化時期
『呪術廻戦』のラスボスにして「呪いの王」と呼ばれた両面宿儺。五条悟を倒し、伏黒恵の体を奪い、呪術界の最強戦力を次々と退けてきた宿儺が、最後にどうやって倒され、どんな結末を迎えたのかは、原作を読み終えた人も、アニメ派の人も気になるところだと思います。
この記事では、新宿決戦で宿儺が追い詰められていく流れ、原作268話で描かれた宿儺の最期とそのセリフの意味、宿儺の正体と過去、そしてアニメでいつ描かれそうかを、原作の話数とともに整理します。原作最終巻までのネタバレを含むので、アニメ派の方はご注意ください。
【結論】宿儺の最後は原作268話。虎杖に引き剥がされ、差し出された手を「断る」と退けて消滅した
- 宿儺は新宿決戦の末、原作268話で消滅。虎杖悠仁の手によって伏黒恵の体から引き剥がされた
- 決定打は虎杖の領域展開と、釘崎野薔薇の帰還。宿儺の術式が削られ、伏黒が自我を取り戻した
- 虎杖は「俺の一部になれ」と手を差し伸べたが、宿儺は「断る」と拒否。最後まで呪いの王として生きることを選んだ
- 宿儺の正体は平安時代に双子として生まれ、胎内で兄弟を取り込んだ人間の呪術師
- アニメは第3期「死滅回游 前編」が2026年1月から放送。宿儺の最後は第4期以降
ここからは、宿儺がどうやって追い詰められたのかを、新宿決戦の流れに沿って見ていきます。
両面宿儺の基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 両面宿儺(りょうめんすくな) |
| 正体 | 約1000年前、平安時代に実在した人間の呪術師。死後、20本の指が特級呪物として残った |
| 呼び名 | 呪いの王、史上最強の呪術師 |
| 主な術式 | 解(かい)と捌(ハチ)の斬撃、炎を操る「竈(開)」、領域展開「伏魔御厨子」 |
| 器 | 虎杖悠仁(原作1話〜)→伏黒恵(原作212話〜) |
| 新宿決戦で倒した相手 | 五条悟、鹿紫雲一、日車寛見ほか |
| 最期 | 原作268話。虎杖に引き剥がされ、虎杖の手を取らずに消滅 |
虎杖の体に受肉した時点では「20本の指のうち1本」でしかなかった宿儺が、死滅回游の途中で伏黒恵の体へ乗り換え、魔虚羅まで手に入れたことで、五条悟すら倒す最終ボスへと成長していきました。
新宿決戦の流れ:五条悟の死から虎杖の覚醒まで

宿儺の最後を理解するには、2018年12月24日に始まった新宿決戦の流れを押さえる必要があります。高専側が入れ替わり立ち替わり挑み続けた消耗戦で、宿儺はじわじわと削られていきました。
| 原作話数 | 出来事 | 宿儺への影響 |
|---|---|---|
| 223〜236話 | 五条悟との最強対決。領域の撃ち合いの末、魔虚羅の「世界を断つ斬撃」で五条が敗北 | 宿儺も術式と領域を大きく消耗 |
| 237〜238話 | 鹿紫雲一が参戦し敗北 | 鹿紫雲の雷撃で宿儺は焼かれ、炎の術式「竈」を切り札として温存 |
| 247〜249話 | 日車寛見が「処刑人の剣」で宿儺に迫る | 剣はかわされ日車は死亡。ただし宿儺の術式の疲弊が加速 |
| 250〜255話 | 乙骨・真希・虎杖の総攻撃。虎杖が黒閃を連発 | 真希の「魂を分かつ刀」と虎杖の魂への攻撃で、宿儺は伏黒の魂を抑え込めなくなる |
| 259〜262話 | 東堂葵の帰還と、五条の体を使った乙骨の奇襲 | 宿儺は追い詰められながらも乙骨を退け、虎杖との最終決戦へ |
| 265〜268話 | 虎杖の領域展開、釘崎野薔薇の帰還、伏黒の覚醒 | 宿儺は伏黒の体を失い、虎杖に引き剥がされて消滅 |
五条悟の敗北と、鹿紫雲・日車の挑戦
最初に宿儺と対峙したのは五条悟でした。領域展開の撃ち合いを制したかに見えた五条でしたが、宿儺は魔虚羅が五条の無下限術式に適応した「世界を断つ斬撃」を再現し、236話で五条は体を真っ二つにされて死亡します。
その後、鹿紫雲一、日車寛見と立て続けに強敵が挑み、いずれも敗れました。ただ、この2人との戦いで宿儺は炎の術式「竈」を使わざるを得ず、術式の焼き切れも進み、宿儺の余力は確実に削られていきましたしていきます。
乙骨・真希・虎杖の総攻撃と、黒閃の連発
250話以降は乙骨憂太の領域、禪院真希の「魂を分かつ刀」、そして虎杖悠仁の黒閃が宿儺を襲います。特に254話前後で虎杖が放った黒閃4連発は、宿儺にとって決定的でした。虎杖の拳は魂に直接干渉するようになり、宿儺は伏黒恵の魂を押さえ込むことに意識を割かれて、術式の精度が落ちていきます。
- 真希の刀が宿儺の魂を切り、伏黒の魂が「呼吸」できる状態に
- 虎杖の黒閃が宿儺の「解」を一時的に封じ、斬撃が使えない時間帯が生まれる
- 宿儺は領域展開「伏魔御厨子」を再展開するものの、五条戦ほどの出力は出せない
- 東堂葵が259話で帰還し、「不義遊戯」改で虎杖を援護
五条の体を借りた乙骨と、東堂の帰還
260〜262話では、五条悟の遺体に乙骨が脳を移植して戦うという奇策が描かれ、宿儺は五条の無下限術式と再び向き合うことになります。乙骨は数分しか持ちませんでしたが、宿儺の術式を完全に焼き切るための時間を稼ぎ、虎杖と東堂が最後の攻勢に出る土台を作りました。
五条悟の復活は2回ある?260話「最強の亡霊」の真相はこちらで解説しています
宿儺を追い詰めた決定打:虎杖の領域展開と釘崎野薔薇の帰還

265話で虎杖はついに領域展開を会得します。虎杖の領域には必中の術式がなく、代わりに宿儺に自分の記憶を流し込み、対話するという特殊な性質を持っていました。虎杖は領域の中で宿儺に自分の記憶と、宿儺が「普通に生きていれば」どうなっていたかを見せます。
そして267話、渋谷事変で死んだと思われていた釘崎野薔薇が帰還。釘崎は「共鳴り」で宿儺の最後の指を叩き、宿儺と伏黒の魂の結びつきを決定的に弱めました。これによって伏黒恵は自我を取り戻し、宿儺は依り代を失うことになります。
- 虎杖の領域展開:必中効果の代わりに記憶を流し込み、宿儺の内側に揺さぶりをかける
- 釘崎の共鳴り:宿儺の指を媒介に本体の魂へダメージを通し、伏黒への支配を断つ
- 伏黒の覚醒:虎杖の呼びかけに応えて、伏黒が自分の体の主導権を取り戻す
- 虎杖の引き剥がし:268話、虎杖が宿儺の魂を伏黒の体から完全に引き抜く
宿儺の最後:虎杖の手を取らず「断る」と消えた理由
268話「決着」で、伏黒の体から引き剥がされた宿儺は、宿るべき肉体を失った魂だけの存在になります。そこで虎杖は宿儺に「俺の一部になれ」と手を差し伸べました。虎杖の体に宿れば、宿儺は呪いとしてではなく、ひとりの人間の一部として生きられるという提案です。
しかし宿儺の答えは、たったひと言、「断る」でした。宿儺は誰かに理解されることも、普通の人間として生き直すことも望まず、呪いの王として生き、呪いの王として消えることを選びます。虎杖も無理に引き止めることはせず、宿儺はそのまま消滅しました。
- 宿儺は生まれてから一度も「普通」を求めたことがなく、強さと食欲だけを頼りに生きてきた
- 最後まで虎杖を「雑魚」扱いしながらも、虎杖の生き方そのものは理解できていた
- 虎杖の手を取らなかったのは敗北の受け入れではなく、「自分は自分のままで終わる」という宿儺なりの矜持
- 消滅後、虎杖は宿儺の最後の指を自分の体内で処理し、宿儺が二度と復活しないようにした
五条悟が「愛ほど歪んだ呪いはない」と語った作品の中で、宿儺は誰にも愛されず、誰も愛さないまま、強さだけを追い求める生き方の果てまで突き進んだキャラクターでした。だからこそ、最後の「断る」は多くの読者の心に残ったのだと思います。
宿儺の正体と過去:双子を喰らった呪いの王
| 項目 | 明かされた事実(原作257話前後) |
|---|---|
| 出生 | 平安時代、飢饉の時代に双子として生まれる |
| 双子の兄弟 | 母胎の中で兄弟を取り込み、ひとりで生まれた。「両面」の由来 |
| 生まれ育ち | 忌み子として扱われ、人の肉を食らいながら生き延びた |
| 呪術師として | 当時の術師たちを圧倒し、「呪いの王」と恐れられる。羂索とも同時代人 |
| 側近 | 裏梅。宿儺のために食材を調理し、死滅回游でも宿儺側として参戦 |
| 死後 | 20本の指が呪物として残り、1000年後に虎杖が飲み込んだことで物語が始まる |
双子の兄弟を取り込んで生まれたという出自は、虎杖悠仁が「宿儺の器」として生まれた理由にもつながります。羂索が虎杖の母の体で宿儺の器を作った経緯については、こちらの記事で詳しく解説しています。

宿儺の最後に対するファンの反応と考察
268話が掲載された2024年8月当時、SNSでは「あっさりしすぎ」という声と「宿儺らしい最期」という声がほぼ同時に広がりました。読者の反応をまとめると、おおむね次のような傾向があります。
- 肯定派:虎杖の手を取らなかったことで、宿儺が最後まで「呪いの王」であり続けたのが良かった
- 否定派:五条戦の盛り上がりに比べると、宿儺の消滅シーンは数ページで終わり物足りなかった
- 考察派:虎杖の領域で「普通に生きた宿儺」を見せた上での「断る」は、宿儺が自分の人生を肯定したという解釈ができる
- 裏梅との関係:宿儺が最後に裏梅のことを気にかけたように見える描写から、宿儺にも情があったのではという意見も
どの立場であれ、宿儺の最後が『呪術廻戦』という作品の答えになっているという点では一致しています。宿儺を倒したのは最強の術師ではなく、「普通」であり続けた虎杖だった、という構図が作品のテーマそのものだからです。
アニメではどこまで?宿儺の最後が描かれる時期
アニメ『呪術廻戦』は2026年1月から第3期「死滅回游 前編」が放送され、2026年10月時点では第4期「死滅回游 後編」が制作中と発表されています。新宿決戦は原作223話以降なので、宿儺の最後がアニメで描かれるのは第4期よりさらに先になる見込みです。
| アニメ | 原作範囲の目安 | 宿儺の動き |
|---|---|---|
| 第1期(2020年) | 1〜63話 | 虎杖の体に受肉。少年院や交流会で存在感を見せる |
| 劇場版 呪術廻戦 0(2021年) | 0巻 | 登場なし(乙骨と夏油の戦い) |
| 第2期「懐玉・玉折」「渋谷事変」(2023年) | 64〜136話 | 渋谷事変で虎杖の体を奪い、魔虚羅と交戦 |
| 第3期「死滅回游 前編」(2026年1月〜) | 137〜180話前後 | 伏黒恵の体への受肉はこの後の範囲 |
| 第4期「死滅回游 後編」(制作中) | 181〜222話前後 | 伏黒の体を奪い、新宿決戦の直前まで |
| 第5期以降(未発表) | 223〜271話 | 五条戦から宿儺の最後まで |
宿儺が暴れ回る渋谷事変までは、すでにアニメで視聴できます。新宿決戦の結末を先に知りたい人は原作30巻(最終巻)まで読んでおくと、アニメの続きも一層楽しめるはずです。
電子書籍で読むなら、コミックシーモアもおすすめです。会員登録で70%OFFクーポンがもらえるので、まとめて読みたい人に向いています。
宿儺の最後に関するよくある質問
宿儺は本当に死んだ?復活の可能性はない?
原作では宿儺の魂は268話で完全に消滅し、残っていた最後の指も虎杖が体内で処理したため、復活の余地はありません。続編『呪術廻戦 モジュロ』でも宿儺本人が復活する展開は描かれておらず、宿儺の物語は268話で完結したと言えます。
続編『呪術廻戦 モジュロ』最終回の結末と虎杖・釘崎のその後はこちら

宿儺を倒したのは結局誰?
とどめを刺したのは虎杖悠仁ですが、五条悟が宿儺の術式を焼き切り、鹿紫雲・日車・乙骨・真希・東堂が削り、釘崎が伏黒の解放を決定づけたうえでの結果です。作中でも高専全員の総力戦で倒したとして描かれています。
伏黒恵はその後どうなった?
伏黒は宿儺に体を使われていた間の罪悪感と、姉の津美紀を失った喪失感から一時は生きる気力をなくしますが、虎杖の説得で立ち直り、最終回では呪術師として活動を続けています。
まとめ:宿儺の最後は「断る」のひと言で呪いの王として消える結末だった
- 宿儺の最後は原作268話。新宿決戦の末に虎杖へ引き剥がされ、消滅した
- 五条・鹿紫雲・日車・乙骨・真希・東堂・釘崎が削り、虎杖の領域と黒閃が決定打になった
- 虎杖の「俺の一部になれ」という手を「断る」と退け、最後まで呪いの王として生きることを選んだ
- 宿儺の正体は双子の兄弟を胎内で取り込んで生まれた平安時代の呪術師
- アニメでは第3期「死滅回游 前編」が放送済み、第4期「後編」が制作中。宿儺の最後はその先の範囲
宿儺の最後は派手な必殺技ではなく、ひと言の拒絶で幕を閉じました。だからこそ、虎杖が「普通」を貫いた意味がはっきりと浮かび上がる結末だったと思います。アニメで新宿決戦が描かれる日を待ちつつ、原作で宿儺の最後を確かめてみてください。
